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園地訪問記|弘前市のまさひろ林檎園さん

『まさひろ林檎園』の工藤昌弘さんはりんご農家3代目。カルヴィル研究会副会長の1人で生産者の会代表でもあり、メンバーの中では心優しい、頼りがいのあるお兄さん的存在です。

「ブラムリーズ・シードリング」や「紅玉」「はつ恋ぐりん」のようなクラフトりんごや、生食用のりんごを多品種サイトから産直販売しています。人気のある品種はすぐに売り切れてしまうので、気になる品種があればInstagram等でこまめにチェックするのがお勧めです。

弘前大学藤崎農場にある「カルヴィル・ブラン」は10月16日に収穫されていますが、こちらではまだ収穫されていないと知り、日没の迫る中急遽訪問させていただきました。

2021年春に植えられたカルヴィル苗ですが、ネズミに齧られたり、枯れてしまったりとすべてのところで順調に育っているというわけではありません。そんな中、6月に開催されたカルヴィル研究会の総会で、まさひろさんから『今年うちでは結構生ってるよ』との報告を受け、いつかタイミングが合えば見に行きたいと思っていたのでした。

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ロゴ入りの可愛いコンテナ

この時期りんご農家はどこもてんやわんやの忙しさ。そんな多忙な中にもかかわらず、我々のたっての願いに応えてカルヴィル・ブランの植えられた園地まで連れて行ってくださいました。

夕方のりんご園

植えられていたのは、今から89年前に工藤家でりんご栽培を始めた初代、まさひろさんの祖父 工藤熊五郎さんが開拓したという岩木山の見える園地でした。実は黄色みを帯び、赤みもさしてきていてもう収穫しても良さそうな状態でした。

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木に実るカルヴィル・ブラン
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もぎたてのカルヴィル・ブラン

試食用に1つ頂いて帰り、翌朝実食。

収穫したばかりの追熟前で、カルヴィルの特徴である香りは少ないものの、甘酸っぱくて歯ごたえもあり、カルヴィルらしい味に仕上がっていました。

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カルヴィル生産者の会メンバーによる「カルヴィルブラン」の販売はもうしばらく先のことになりますが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

訪問日:2024年11月1日

Writer
カルヴィル会広報担当

フランス原産のりんご「カルヴィル・ブラン」をきっかけに発足した「カルヴィル会」の広報担当が運営しています。「りりりんご」をきっかけに、”新しい”りんごを面白がってくれる人たちを増やすことができたら、とても嬉しく思います。

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